一口に植毛技術と言っても、その技術の進み具合は日進月歩で、新しかった技術も直ぐに古くなってしまいます。
例えば、PHN植毛は、従来行われていた植毛方法の問題点を超えていますので、オススメしたい植毛技術です。
では、PHN植毛が従来の植毛技術と、どのように変わるのかを一つ、一つ見ていきましょう。。
① デザイン面が違う!
従来の植毛方法は、生え際などの目立つ部分だけをFUTで繊細に行います。
しかし、頭頂部などの目立たない部分は、ミニグラフト、
マイクログラフトを採用するケースが多く見られます。
一方のPNH植毛は、トータルFUTを採用しています、
将来の抜け毛の進行具合を予測しながら自然なヘアデザインを提案出来ます。
これには高度な技術が必要なので、
クリニック多しと言ってもPHN植毛を採用していない所もあります。
② ドナーを効率的に採毛できる!
従来の植毛法は、パンチグラフトで短時間で行えるメリットはあります。
しかし、採取した毛髪を株分けする時に約3割がロスしています、
それは1500本採毛して1000本程度しか移植できません。
一方のPNH植毛なら残存する毛髪をメスでブロックごと採取し、
オーダーの本数に対し、3%の誤差なく採取できます。
そればかりではなく、採取したドナー(植毛用髪の毛)は全て有効で無駄がありません。
③ 株分けの技術が違う!
ミニグラフト、マイクログラフトは表皮を切除できないので
FUTと較べて大雑把な施術しか出来ません。
パンチグラフトの株分けは機械なので迅速ですが、
ドナーのロスが多いという事を覚悟しなければいけません。
一方のPHN植毛は、採取したドナーを毛包(最小)単位に株分けしてSingle&Bundle Hairを作成します。
難しい言葉ですが、これにより、より自然でキメの細かい植毛が可能になるのです。
これ以外にも、PHN植毛は、パンチグラフト方式に比較しても、
出血が少なくなるなどのメリットがあります。
例えるならば、PHN植毛は、ドッド絵に似ています、目が粗いドッドでは、単純な絵しか描けませんが、
目が細かければ、繊細で精密な絵が描けますよね。
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